概要
東京2020大会を控えた東京では、街の至る所で大会マスコットデザインのラッピングバスを頻繁に見かけることができた。
平成30年(2018年)7月24日(火曜日)、東京2020マスコットデザインでラッピングした都営バスの運行開始にあたり、都庁第一本庁正面玄関で出発式が開催され、小池知事が挨拶しました。
知事は、「東京2020大会が開会するちょうど2年前の今日から、オリンピック・パラリンピックのマスコット『ミライトワ』『ソメイティ』をあしらったラッピングバスが、まずは2台都内を走ります。これから順次増やし、気運をますます高めていきたい」と述べました。
引用元:東京2020マスコットデザインのラッピングバス出発式|東京都
東京2020大会の2年前(の予定であった2018年夏)に大会デザインにラッピングされた都営バスの出発式が行われた。
筆者が確認できたラッピングのデザインは2種類。
ここでは、それぞれのデザインをタイプA、タイプBと呼称することにした。
タイプAはタイプBと比較し、見かける頻度が高かった。
また、都営バスのみなず、他のバス会社でも同じデザインのラッピングバスが走行しているのを確認している。
タイプA(側面がミライトワ&ソメイティのソロデザイン)
(撮影:2020年11月)
こちらは都営バスではなく、関東バス。
進行方向に向かって左側がミライトワのデザイン。
(撮影:2021年1月)
こちらは都営バス。
バス会社が変わっても同一であろうデザイン。
後部にはミライトワ&ソメイティの顔部がデザイン。
(撮影:2021年2月)
江東区・豊洲にて。
街灯に取り付けられた東京2020フラッグの横をラッピングバスが通り過ぎる。
見かけたのは、またしてもミライトワ・サイド。
バス進行方向に向かって右側は、ソメイティ・サイド。
バスを追いかけて撮影。
筆者が左側通行していることが多いためか、ソメイティ・サイドは、なかなかお目にかかれなかったので、ここぞとばかりに撮影。
後部。
カラフルな市松模様となっていた。
(撮影:2021年3月)
幾度となく見かけた、このデザイン。
よく見るとラッピングの下にもともと書かれていた文字が見える。
(撮影:2021年3月)
JR高田馬場駅前のバス停にて。
(撮影:2021年3月)
町田駅前にて、東京2020デザインのタクシーとすれ違う。
タクシーのエンブレムとバスのマスコット、奇しくもパラリンピックのもの同士!
(撮影:2021年4月)
ナンバープレートも東京2020デザインだ。
(撮影:2021年8月)
渋谷駅前にて。
こちらは都営バスではなく、東急バス。
(撮影:2021年8月)
表参道エリアにて。
オリンピック閉会式の日に走るバス。
タイプB(側面がミライトワ&ソメイティ一緒のデザイン)
(撮影:2020年12月)
JR赤羽駅前にて撮影。
並んでデザインされたミライトワ&ソメイティ。
マスコットを想起させる色でバス全体を覆っている感じが素敵。
こちらは、国際興業バス。
イルミネーションと共に、夜でも映えるバスだ。
(撮影:2021年1月)船堀駅前にて。こちらは都営バス。
ドアの部分は大会エンブレムがデザイン。まるで大会公式バスだ。
後部にはマスコットの名前も確認できる。
(撮影:2021年6月)
吉祥寺にて。こちらは関東バス。
東京2020ラッピングが無い車両
(撮影:2020年1月)
祝日に日の丸を掲げて走る。
(撮影:2020年4月)
ラッピングされていない車両であっても、前面にマスコットがデザインされたステッカーのようなものが取り付けてあるケースが多かった。
東京都による、ハイタッチデザインのミライトワ&ソメイティ。