延期を経て、東京2020大会を目前に控えた2021年の春~夏。
大会を運営する東京2020組織委員会が入居するビル・晴海トリトンスクエア前では毎週金曜日に大会反対デモが行われていた。
反五輪の会のサイト(NO OLYMPICS 2020> 反五輪の会 (Hangorin No Kai) – 活動)の活動記録には「オリパラ組織委前スタンディング抗議(晴海トリトンスクエア)」との記述がある。
毎週金曜18:30〜20:00、#Tokyo2020 組織委の入る晴海トリトン前で抗議行動を行います。鳴り物・プラカード歓迎。ナショナリズムを象徴するもの、国旗の持ち込み、ヘイトスピーチはお断り致します。#Canceltheolympics #AbolishtheOlympics #AbolishIOC #NOlympicsAnywherehttps://t.co/wJVykDCFzu pic.twitter.com/kmu6QxmMkc
— 反五輪の会 NO OLYMPICS 2020 (@hangorinnokai) June 2, 2021
(撮影:2021年4月)
晴海トリトンスクエアの2階入口に直結する階段からデモの様子を見下ろす。
「東京五輪反対」と書かれたプラカードが目を引く。
大勢の人が警備に当たる。
大会組織委員会の職員が通過していくルート上で、反五輪のスピーチが響き渡る。
デモ現場を避けるようにして、多くの退勤者が通過。
デモは威圧的で恐怖を感じるものであった。
(撮影:2021年5月)
金曜日になる度に、再びデモを観ることができた。
雨が降ってもデモを敢行。
このときは以前の「五輪反対」ではなく、英語のメッセージを掲げていた。