(写真撮影:2021年3月 動画撮影:2021年7月)
2020年に開催される予定であった東京2020オリンピック・パラリンピックは1年延期となり、東京の街なかは静まり返ったような雰囲気となった。
そんな時期に掲示されていたのが、東京2020組織委員会による「今日もまた、前を向こうとする人がいる。」シリーズのポスター。
本当に大会が開催できるのか不安であったが、このポスターを見て希望を感じることができた。
以下は東京2020公式サイトにあった特設ページ「今日もまた、前を向こうとする人がいる。」のアーカイブである。
今日もまた、前を向こうとする人がいる。
今日もまた、トレーニングする人がいる。
今日もまた、トレーニングを支える人がいる。
今日もまた、建設現場に立つ人がいる。
今日もまた、準備をするボランティアの人がいる。今日もまた、選手を待つホストタウンの人がいる。日本中で、世界中で、今日もまた、前を向こうとする人がいる。
振り返りながら、立ち止まりながら、それでも前を向こうとする人がいる。
誰かが前を向こうとする姿は、いつでも尊い。
そのことを教えてくれたスポーツに敬意を込めて、アスリート、そして、アスリートを支える人たちが前を向いて歩みつづける姿を、伝えていきます。
引用元:今日もまた、前を向こうとする人がいる。(Internet Archive)
バドミントン・桃田賢斗選手。
暗がりの中、シューズを履く。
パラカヌー・瀬立モニカ選手。
曇天の中、カヌーを漕ぐ。
スポーツクライミング・野口啓代選手。
暗がりの中、スマホをチェックしているように見える。
柔道・阿部詩選手。
暗がりの中、柔軟体操をしている。
そこに光が差し込んでくる構図だ。
このほかパラ水泳・木村敬一選手のポスターもあったが写真には残せておらず、以下の動画で確認することができる。